【節約から倹約へ】節約で心が貧乏にならないための思考

みなさんは節約していますか？

家計のために日々節約に勤しむ方も多いかと思います。私もコツコツと続けています。

節約はその程度や周囲からの見え方によっては、立派な取り組みにも、ケチな行動にもなります。

本記事では、ケチな節約から卒業し、ゆとりのある倹約によって楽に貯金を増やすマインドを紹介します！

多くの人が節約をする理由は、お金を貯めるため、もしくは使えるお金が少ないからかと思います。

好きで節約をしている人は少なく、お金のために仕方がなくということが多いでしょう。

そのため、節約をすることで生活の幸福度が下がることはあっても、上がることは少ないです。

外食で1500円は高いでしょうか？安いでしょうか？

実際は、誰と一緒か、何を食べるか、どこで食べるかなどの要素を考慮して価値を判断するべきだと思いますが、極端な節約思考では「一食1500円は高い」と、一蹴してしまいます。

節約を心がけすぎると、このように、ものの価値を金額だけで測るようになってしまいます。

節約にこだわりお金を第一に考えてしまうと、お金以外の大事なものを失う可能性もあります。

これが、「節約で心が貧乏になる」と揶揄されてしまう状態です。

「節約」と「倹約」がどう違うのか。それは目的の違いにあります。

支出を減らすための取り組みによって支出を減らすことが節約。無駄なものを減らすための取り組みによって支出が減ることが倹約です。

節約は長く続けるとストレスに感じてしまいますが、倹約は長く続けていても全くストレスがありません。

節約を続けることができない、もしくは節約がストレスに感じてしまう原因は「我慢」にあります。

支出を減らすために本来買おうとしていたものを買うのをやめる。または買うもののグレードを下げる行為は、支出を減らすことには成功しますが、その度に我慢が生じます。

この我慢が何度も積み重なることで、ストレスが溜まり節約が続けられなくなるのです。

節約による我慢を乗り越えるために自分にご褒美をあげるのはどうでしょうか？

辛さを乗り越えるために、定期的なご褒美は効果的でしょう。

では、節約におけるご褒美とは何か。それは浪費です。

せっかく節約で支出を減らしたのに、そのご褒美で気兼ねなくお金を使ってしまったら、節約した分が相殺されてしまいます。

結果として、我慢を乗り越えて節約を続けたのに、なぜかお金が貯まらないから節約をやめてしまうのです。

実際に節約と倹約で考えていることの違いをまとめました。

例えば、仕事帰りのコンビニでレジ横のホットスナックが食べたくなった時、

このような例で考えると、倹約の方が我慢している要素が少ないことが分かります。

そして、我慢していないにも関わらず、支出の削減としては変わっていません。

どちらも「買わない」という選択は同じですが、そこに至るまでの考え方が違うので、結果に対する満足感も変わって来るということです。

このように、不要なものに時間やお金をかけないことが倹約の考え方です。

倹約の極意は、「不要なものを買わない」です。

必要なものだけを買う習慣を身につけ、欲しくなったものは後で買いましょう。大抵の場合、欲しくなるのは一瞬だけで、時間が経つとそんなに欲しいとは思わなくなります。

そうして不要なものの購入を控えた場合、我慢せずに支出を減らすことができます。倹約はこのような理由でストレスフリーなので、誰でも楽に続けることができます。

倹約生活によって自分の生活を見直すことのメリットは、支出を減らすだけに留まりません。

倹約で資産形成する具体的な方法はこちら↓

2023年11月2日 20代一人暮らしで貯金1000万円貯めた5つの方法【再現性あり】

上記に当てはまる方は、これを機にぜひ倹約思考を持ってみてはいかがでしょうか？

倹約は、考え方だけでストレスなく支出を減らすことができる唯一の方法です。

自由に使えるお金があるうちに、楽に貯めて、どんどん資産形成を進めていきましょう！

ありがとうございました。