ポイントを貯めると損をする？【ポイ活と倹約の両立へ3つのポイント】

生徒

ポイ活でお得に生活するぞ！

アルパカ

ポイントにこだわりすぎると思わぬ落とし穴があるから注意しよう。

ポイントカードやクレジットカードの利用でポイントが付くことに喜びを感じるのは私でけではないはずです。

効率よくポイントを貯めることができるようにキャンペーンなどの情報をチェックして、高還元の時に買い物をすることは家計についてよく考えている行動です。

しかし、ポイントを貯めることは必ずお得になるとは限りません。

今回はポイントにこだわりすぎると損をしてしまう理由をまとめました。

現在は楽天ポイント、Tポイント、PONTAポイントなど多くのポイントサービスが提供されています。

これらは無条件にもらえるものではなく、ポイントを受け取るためには登録をして条件を満たす必要があります。

その条件とは主に買い物などの消費を行うことです。

基本的に多くのポイントをもらうためには多くの支出が必要になる点は注意が必要です。

カード会社のキャンペーンに申し込んで規定の金額を規定の場所で使用することでもらえるポイントもあります。

高還元率であることが多くお得感が大きいですが、条件が限定的であることが多いです。

ポイント付与の条件をよく吟味して、自分の生活に合っているかを判断基準にしましょう。

以下はクレジットカードのキャンペーンの一例です。

多くのポイントサービスは買い物の0.5〜1%をポイントとして還元していますが、

『限定！ポイント5%！』

というキャッチがあると、基準の1%と比べてものすごくお得で魅力的に感じてしまいますね。

商品を購入しようとした時、似たような商品が次のような価格とポイントで販売されていたらどれを選びますか？

価格はそれほど変わらないので、ポイント還元率が高い商品Bや、50ポイントもらえる商品Cがお得だと思いませんか？

しかし、価格−獲得ポイントで実質価格を計算すると

実はポイントのキャンペーンがない商品Aが一番お得でした。

このように、ポイントに釣られて高い買い物をしてしまうことには気をつけなければいけません。

『〇月〇日までに10000円使うと、1000ポイントプレゼント』というタイプのキャンペーンもしばしば見かけますね。

このタイプのキャンペーンは還元率こそ高く設定されていますが、目標金額に達成するために沢山消費行動を取らなければなりません。

高い還元率のために目標金額にちょうど届くように買い物を計画することは一見賢い買い物のように感じますが、そもそも本来買わなくてもよかったものを購入するきっかけとなってしまうので、実は浪費になってしまいます。

このようにポイントザクザクでお得になっているかと思いきや、そのために沢山お金を使ってしまうことで支出が増大しているケースには気をつけましょう。

1ポイント＝1円の場合、1000ポイント＝1000円と同義です。

還元率1%で1000ポイントを貯めるためには10万円の利用が必要となります。このように1000ポイントを獲得することは容易ではありません。

一方で、1000円の支出を減らすことは心がけ次第で簡単に達成できます。

家計においては『1000ポイントもらえる＝1000円の支出を減らす』であるので、1000ポイントもらうためのポイ活よりも1000円分の支出を抑えた方が圧倒的に簡単で即効性があります。

ポイントを効率よくもらう工夫をするべきか、そもそも支出を減らすべきかをしっかりと判断することが大切です。

お買い物でポイントを効率よく貯めることは、家計とって良いことです。

しかし、ポイントにこだわりすぎるとポイント取得のためにキャッシュを使いすぎてしまいます。

次の3点に気をつけて賢くポイントを貯めていきましょう。

浪費を減らすことが資産形成への近道です。

ポイ活はその助けとなることがありますが、方法を間違えると逆効果になってしまうこともあります。ポイントの獲得と支出を天秤にかけて、よりお得な方を選んでいきましょう。

ありがとうございました。